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お仏壇を飾る-蒔絵-截金-金工

仏壇を飾る 蒔絵・截金・金工

漆は最古の塗料として、温かみのある美しい色合いと深いつや、工芸品として繊細な表現の可能性、
そして自然塗料として最も強いといわれる堅牢さを貴ばれ、長く愛されてきました。
日本ではお寺や神社の建築、美しい飾り物などで古くから珍重され、親しまれる漆製品ですが、
西欧の寺院においても大航海時代に日本から伝わったのち、
数百年以上も大切に保管されてきた聖遺物が多く残されており、
祈りの仏具に用いるのにこれ以上ふさわしい塗料はありません。
匠工芸ギャラリー禅は、日本の工芸士の手仕事による天然の本漆塗りにこだわっています。

仏壇を飾る 金工(きんこう)

日本の金工は、寺社仏閣やお城などを荘厳するなかで伝統的に発展してきた日本の伝統工芸の一つです。透かし彫り、繊細な仕上げの技法をさまざまに駆使し、金属を用いて独自の形、表情を創り出すことができます。匠工芸ギャラリー禅では、金工の手わざを受け継ぐ、金工師、錺師に依頼し、オリジナルデザインの金工金具をお作りしています。小型の厨子仏壇から、大型のお仏壇まで、世界に一つだけでの金工のお仏壇を特注でお作りいたします。

仏壇飾り金工

お仏壇を飾る 截金(きりかね)

截金は、飛鳥時代に中国から朝鮮半島を経由して仏教美術とともに伝来した技法ですが、日本で独自の発展を遂げながら、現代の仏教美術でも珍重されている技法です。現在は日本でのみ継承されていると言われています。薄い本金箔を幾重にも重ねて貼り、細い線に切り出したものを用いて装飾や絵を描く、非常に繊細な芸術的技法です。

お仏壇を飾る 金工

お位牌を飾る 蒔絵(まきえ)

日本の漆芸の粋と言われる蒔絵技法は、奈良時代から日本独自の技法や表現力で発展し、寺社仏閣はもちろん、御殿の装飾、飾り箱や漆器の美しい調度品を飾ることで長く愛されてきた、日本が世界に誇る伝統の装飾芸術です。漆塗りの厨子仏壇、お位牌を美しい本金蒔絵で華やかに飾ることで、祈りの空間を美しく設え、仏様、亡くなった故人様の魂の安寧を祈ることの一助となりましたら幸いに存じます。

お位牌を飾る 蒔絵